犬の口臭で悩んでいる94.1%の愛犬家が実感!原因別の対策法とは?
どんなにかわいい犬でも、顔を近づけると「口臭が気になる・・・」というときがありますよね。
2017 年にアイリスオーヤマがおこなった犬の国勢調査によると、回答者 1165 名のうち愛犬の臭いが気なると答えた人は 17.5 %もいるようです。
つまり、多くの飼い主さんが、犬の口臭について悩んでいるということですね。
もちろん、口臭ケアとして歯磨きをきちんとしているという人もいると思いますが、なかなか犬の口臭が軽減されず、歯磨きだけでは根本的な解決にならないことがほとんどです。
そこで、なぜ犬の口臭がきつくなるのか原因や対処法、おすすめサプリなどを紹介していきたいと思います。
目次
犬の口臭がきつくなる原因はなに?
犬の口臭の原因はさまざまありますが、多くの人は口内になにか要因があると考えると思います。
もちろん、口内環境の悪化が影響して口臭がきつくなることもありますが、犬の口臭の原因はそれだけではありません。
- 口内が不潔になっている
- 腸内環境の悪化
- ドッグフードが合っていない
- 口腔疾患・内臓疾患
実は、腸内環境が悪化していたり、食べ物が合っていないことも口臭の原因につながっていて、口の中をケアするだけでは、口臭を改善することはできないんですね。
そこで、これらが口臭にどう関係しているのか見ていきましょう。
口内が不潔になっている
人間でも同じことですが、食べカスが口内に残っていたり、歯垢や歯石、虫歯などがあると、当然口臭はきつくなってしまいますよね。
そのまま放置しておくことで、雑菌が口内に繁殖し、においの発生につながります。
もちろん、歯磨きをして食べカスや歯垢を取り除けば、口臭をケアすることはできますが、それでも犬の口臭が気になるときは、歯垢が歯石化してしまい歯周病になっていることも考えられます。
歯周病を放置していると、歯茎の腫れやグラグラにつながることもあるため、犬の口臭が歯磨きでも軽減されないときは病院を受診したほうがいいでしょう。
腸内環境の悪化
実は、犬の口臭の原因でもっとも多いのがこの腸内環境の悪化です。
「腸内環境と口臭がどう関係しているの?」と思うかもしれませんが、腸内環境が悪化していると食べたものを上手く消化吸収できずに、老廃物が溜まってしまいます。
この老廃物が長い期間腸内に残ってしまうことで、腐敗臭が発生し、口臭の原因になってしまうんですね。
犬の口臭をサプリでケアしようとしたときに、よく乳酸菌が配合されているものが多いですが、これは腸内環境をサポートすることで、口臭ケアにつなげようという意図があるため、口臭ケアと腸内ケアはセットに考えるのがいいでしょう。
ドッグフードが合っていない
犬に毎日与えているドッグフードが合っていないと口臭を悪化させる原因につながります。
穀類や人工添加物が大量に配合されている市販のフードは、犬が消化を苦手としており、腸内環境を悪化させてしまうんですね。
腸内環境が悪化すれば、当然悪玉菌が増殖し、老廃物が蓄積されやすくなってしまうため、腐敗臭が発生し、口臭に悪影響をおよぼします。
口臭の改善をはじめ、犬の健康維持を考えるなら「グレインフリー」や「無添加」で作られたプレミアムフードがおすすめですよ。
口腔疾患・内臓疾患
病気の影響で犬の口臭がきつくなることもあります。
口腔疾患はいわゆる「歯周病」、内臓疾患は「腎不全」が代表的ですが、病気にかかっているときの口臭は「魚臭い」のが特徴といわれています。
病気によって、それぞれの器官の働きが鈍くなりますが、食べたものの消化・分解・吸収が上手くできなくなることで口臭につながってしまいます。
この場合、病気を治さないかぎり口臭の改善は期待できないため、早急に病院を受診するようにしましょう。
犬の口臭に関係する病気とは?
犬の口臭の代表的な原因を紹介しましたが、あまりに口臭がひどかったり、一向に改善される気配がない場合は、病気が影響していることも考えられます。
上記で、歯周病や腎不全について触れましたが、犬の口臭に関係する病気はそれだけではありません。
- 糖尿病
- 尿毒症
- 鼻炎
これらの病気を見ると、一見口臭に関係なさそうに思えますが、実は口臭をひどくさせる要因をもっているんですね。
糖尿病
糖尿病になると、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足し、糖からエネルギーを生み出すことができなくなってしまいます。
代わりに脂肪やたんぱく質を分解してエネルギーを生成しようとしますが、このときに「ケトン体」という物質が作られます。
このケトン体が糖尿病による犬の口臭を悪させる原因になるんですね。
ケトン体には「アセトン」という甘酸っぱいにおいを放つ物質を含んでいるため、息や汗を通してにおいを感じるようになります。
尿毒症
尿毒症とは、排出するべき老廃物が十分に排出されないことによって発症する病気ですが、体内に溜まった老廃物が長期間蓄積されることによって腐敗臭を発生するといわれています。
犬の口臭が、アンモニアや生ごみのようなにおいがしてきたら尿毒症の可能性もあるかもしれません。
鼻炎
ウイルスや細菌が鼻腔に入り込むことで、鼻炎が発症しますが、慢性化してしまうと「日和見感染」という特殊なウイルスが発生し、黄色や緑色のドロリとした鼻水になってしまいます。
この鼻水の影響によって口臭が悪化することいわれています。
犬の口臭を消す方法
ここまでで、犬の口臭の原因や病気の種類を解説してきましたが、では口臭を消す方法にはどんなものがあるでしょうか。
代表的な犬の口臭ケアとしては、以下のような対処法が挙げられます。
- 歯磨き・歯磨きシート
- ドッグフードを替える
- サプリメントを利用する
もちろん病気が原因で犬の口臭がきつい場合は、病院を受診して適切な処置をしてもらう必要がありますが、口内環境や腸内環境の悪化が原因の場合は、上記の対処法を試すことで犬の口臭をケアすることができますよ。
歯磨き・歯磨きシート
犬の口臭対策として、もっとも定番な方法ですね。
当然、きちんとおこなってるという飼い主さんもいると思いますが、もし歯磨きをしても犬の口臭が消えない場合は「磨き方があまい」「歯垢がまだ残っている」などが考えられますね。
「歯磨きで口臭が治りそうにない・・・」と考える人もいるかもしれませんが、歯磨きの仕方をきちんと正しくおこなうだけでも意外と効果はあります。
正しい犬の歯磨きの仕方は次のとおりです。
- 前歯の外から、ゆっくりやさしく動かす
- 前歯を磨くのに慣れたら、少しずつ奥のほうへ移動して奥歯を磨く
- 奥歯まで磨けるようになったら、刃の裏側を磨く
もちろん、歯磨きを嫌う犬は多いですが、歯磨きをおこなう前に「ブラシに慣れさせておく」というのも大事ですね。
ドッグフードを替える
前述したように、犬の口臭の原因で多いのは老廃物の蓄積ですよね。
そのため、毎日食べさせているフードを消化のいいものに変えてあげるのも口臭対策のひとつといえます。
スーパーやホームセンターで売られている安価な市販フードには穀類や人工添加物が大量に配合されており、消化不良の原因になってしまいます。
また、副産物や4Dミートといった粗悪な原材料が使われているものも多いので、犬の健康維持としてもいいとはいえません。
最近はプレミアムフードが流行っていることもり、ヒューマングレードで作られたフードや、人工添加物不使用のものもたくさん販売されているので、体内の老廃物を減らして、口臭をケアするという意味でも、プレミアムフードがおすすめですよ。
サプリメントを利用する
通常サプリメントというのは、普段の食事から足りない栄養を補うためのものですが、近年では犬用のサプリメントも続々と登場しています。
犬の口臭ケアができるものはたくさんの種類が存在し、老廃物の除去に役立つものや口内環境をサポートしてくれるものなどもあるんですね。
特に、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維が配合されたものが多く、腸内環境をサポートすることで、口臭をケアするというサプリが人気です。
これらの成分はドッグフードにも配合されてはいますが、口臭をケアするためにはドッグフードに配合されている量だけでは足りず、サプリを利用することで、腸内環境や老廃物の排出を助け、口臭対策に役立てることができます。
しかも、犬用のサプリは粉末状のものが多く、普段食べさせているフードにふりかけるだけの簡単仕様になっているので、口臭ケアにサプリメントを利用するのもおすすめですよ。
犬の口臭ケアにおすすめのサプリメント
それでは最後に、犬の口臭ケアにおすすめのサプリメントを紹介したいと思いますが、当サイトで紹介している中でおすすめなのは「キュアペット」というサプリです。
キュアペットは、動物栄養学博士が監修した「におい対策サプリメント」で、腸内バランスを整え、犬のお腹の中から口臭をケアするために作られた商品です。
主成分には「プロバイオティクス」と呼ばれる有胞子性乳酸菌が配合されており、熱や酸に強いことから生きて腸まで届けることができ、善玉菌を増やすのに役立ちます。
腸内環境が整えば、当然食べたものをきちんと消化吸収することができるようになり、老廃物の蓄積を防ぐことができるので、腐敗臭の発生をおさえ口臭をサポートしてくれます。
また、天然の消臭・整腸成分といわれている「クマザサ」という植物も配合されているので、口内の抗菌も期待できます。
キュアペットの公式サイトによると、愛用者の 94.1 %の飼い主さんが「愛犬の口臭が減った」と実感しているようなので、信頼性も高いサプリといえるでしょう。
もちろん、不要な人工添加物は一切不使用で、きちんと GMP 認定の工場で製造されているので、安全性も問題ありませんよ。